以前より気になっていたami 8のモデルの違いについてami club de Franceに問い合わせしたところ、回答が返ってきたので皆さんにシェアいたします。この違いを日本国内のショップなども間違えた表記だったり、知らなかったりしますので、今後ご購入を検討される方はチェックしてみてください。
【ami 8 clubの装備】
- side moldings
- chromed Entourages of high front and rear doors
- separated front seats (in option in comfort version)
- front seats with side pockets
- red carpet instead of the gray plastic one.
ということで外装上、ドアウインド周りにクロームパーツが装着され、サイドにモールがある全ami 8は正しくはami 8 clubということになります。内装では運転席側の足元にパッドのようなプラスチックがあり、シート脇にポケットがあるものです。またcomfortについてはシートがセパレートでサイドポケットの付いたモデルということになります。かなり細かいのでそのようなオプションがどれほど意味があったかは判りません。
上記のことを踏まえてモデルを大きく分類すると
-ami8-シートがベンチもしくはセパレート
-ami8 comfort-シートがセパレートでサイドポケット付(シートが合皮とファブリックのコンビ)
-ami8 club-シートがcomfortと同じでドア周りのクロームパーツとサイドモール
ということで良いと思います。
ちなみにサイドモールについてはパーツのみの販売があり、後で装着したものもあるとのことです。ただ74年モデル以降はベンチシートが選べず、ドア周りのクロームパーツを装着したものも無いのでami8の最後期にはモデルはclubが存在しないようです。※75年以降のモデルにサイドモール付は無いと思っていましたが、ネットで後期型でモール付を見かけましたがconfortとの記載があり、上記説明とちょっと違いますが、後期はclubが存在せず、normalとconfort(サイドモール付きでドアウインド周りのクロームパーツなし)になったのではと思われます。
2015/05/27
2015/05/25
パリでは
パリでは昨日DS60周年のパレード、福井ではフレンチトーストピクニックが開催されていたようですね。FTPの写真にはami6 breakが2台、ami8 berlineが写真で確認できましたが、FTPはギャラリーに沢山の仏車が来ているので他にも参加していたのかもしれません。
昨日の福岡は初夏の日差しで日中の長時間移動が少し厳しくなってきました。
数字のついた車種の方なら一度は経験があると思いますが、たまたま昨日駐車したパーキングが「8」でした。
2015/05/24
Citroen Ami Super 6-8 tous les modeles de 1961 a 1978
今年に入ってフランス本国でamiに関する新しい本が出ているようだったので買い求めてみました。
中身はami6,ami8,ami super,M35に関する写真も盛りだくさんです。
真新しい情報は多くありませんが、M35に関しては割と詳しく記載があります。amiに関しては以前紹介したETAI社の本が決定版で、他に書籍化されていないので嬉しい限りです。もしかすると日本だけかと思っていたamiのちょっとしたブームですが、本国もそうなのかもしれません。
2015/05/23
Tipo 2015年6月号
すでにみなさんご覧になっていることと思いますが、雑誌Tipoの表紙をami 8 berlineが飾っていますね。表紙にami 8が来ることはとても珍しいことだと思います(初めてかも)。
写真だけでは詳細が判りませんがドアからリアウイングに伸びるサイドモールからami8 clubかと思います。ちなみに記事の中にフラミニオ・ベルトーニについてと1976年までとの記載があります。これはwikipediaの記載のままで間違えであり、そのまま本になってしまったことは残念ですが、正しくはベルトーニ作のami6をロベール・オプロンがリファインしたものであり、販売も1978年まで行われております。珍しく大々的に取り扱われたのでぜひ、今後正しい情報を記載頂ければと思います。(日本版wikipediaも間違えています)。
2015/05/21
Amiclub du Japon
2013年よりフランスのamiのオーナーズクラブであるAmiclub de Franceに入会しておりますが、このたびクラブのWebsite内、"Regions"にて日本のami事情や情報などをアップすることになりました。
http://amiclubdefrance.net/site/club-et-regions/
それに合わせてFacebook内に”Citroen Amiclub du Japon"のページを開設しております。
https://www.facebook.com/citroenamiclubdejapon?fref=photo
こちらは会員制のものではなく、Facebookに参加されている方ならどなたでも書き込み、閲覧が可能です。オーナーの方々や元オーナーの方の情報交換の場になればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
http://amiclubdefrance.net/site/club-et-regions/
それに合わせてFacebook内に”Citroen Amiclub du Japon"のページを開設しております。
https://www.facebook.com/citroenamiclubdejapon?fref=photo
こちらは会員制のものではなく、Facebookに参加されている方ならどなたでも書き込み、閲覧が可能です。オーナーの方々や元オーナーの方の情報交換の場になればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
2015/05/12
ami8の救急車
ネットで見かけた珍しい写真。何でもスペインのami8、Citroen8 Familiareのアンビュランス仕様とのことです。
これは中も救急車ですね。しかもこちらfor saleのようなので、どなたか興味ある方はいかがでしょうか。
2015/05/11
Nさんのami8 break
このブログにたびたび登場するdyane乗りのNさん。数十年前からご自宅にあった由緒正しいdyane(植民地仕様と呼ばれる右ハンドル)をフルレストアされてお持ちですが、昨年末に1971年のami8 breakをフランスから個人輸入されました。私はまだ実車を拝見しておりませんが、オリジナルの薄いグリーンのファブリックでボディコンディションも上々のようです。本国ではami6のberlineやam8のcomercial(パネルバン)を除き、安価なので、整備出来るルートさえ持っていれば個人輸入も面白いかもしれません。
ami8のサイドマーカー考察
今回の作業では結局サイドマーカーは装着しませんでしたが、以前よりサイドマーカーについて調べていたのでその件を。私のami8は、2010年に日本に輸入された後、ショップで装着されたものですが、シトロエンとは何の関連の無いもので、かつ場所的にも過去のamiの歴代モデルを見てもその場所にサイドマーカーが着いた形跡はありません。また本国仕様にはサイドマーカーはありません。橙色、360°すべてから確認できるというのが日本の道路交通法の記載のようです。
ami8に関しては1970年に71年モデル(フロントドアウインドが上下するタイプ)が少数輸入されています。写真手前の車輛がそれですが、koito(小糸製作所)製のサイドマーカーがホイルハウス後方にあり、当時の輸入元、西欧自動車で装着したのではないかと思われます。形、場所とも良いバランスだと思います。
ami8に関しては1970年に71年モデル(フロントドアウインドが上下するタイプ)が少数輸入されています。写真手前の車輛がそれですが、koito(小糸製作所)製のサイドマーカーがホイルハウス後方にあり、当時の輸入元、西欧自動車で装着したのではないかと思われます。形、場所とも良いバランスだと思います。
こちらが1969年のレンヌ工場でサイドマーカーを付けたamiを組み上げている写真でイタリア、北欧仕様だと思われます。SEIMA製のようでYさんに聞いてみたところ、GSやCXと同様のものではないかとのことでYさんのご協力もありながら、SEIMA製のレンズおよびサイドマーカーの台座を以前入手しました。
しかし実際に見ると結構橙色で結構目立ちますね。合わせてお気づきの方は少ないかもしれませんが、1974年式以降からクリアになるフロントウインカー(1973年まではホワイトとオレンジの塗り分け)がこのイタリア仕様ではすでにクリアなのが判ります。
2015/05/10
戻りました。
我がami8が板金より戻りました。昨年末Tさんの工場に入庫したものの、年明けに工場の都合で一度戻っておりました。中々進まない作業を以前少しメンテを相談したKさんに相談したところ、快く板金他の作業を4月頭に受けてくれることになりました。今回は全体を板金するというよりリアホイルハウス周りを重点的に行い、輸入時に装着されたサイドマーカーを外し、本国仕様に戻しました。以前の整備の際のエンジンルーム周りを含め外装も現在好みで交換をしているグリルを除きほぼオリジナルの状態に戻りました。
今回の作業を請け負ってくれたKさん曰く、鉄板が薄く板金にはかなり苦戦したようでしたが約1ヶ月で仕上げてもらいました。また、amiは構造上水が溜まりやすくサビ易いようでそこも苦慮したとのことでした。このタイミングでしか交換が不可能なリアインナーウイング周りのゴム類はリプロダクションのゴム類に交換、現在入手が難しいドアやリアハッチ周りのウェザーストリップの劣化による水漏れにはKさんがスポンジなどを追加して水が漏れにくい加工を施してくれました。また、電装周りに強いKさんにプラグ周り、電装系のチェック等をして頂き、エンジンの掛かりが格段に向上。フルレストアとは行きませんが、購入以来最高のコンディションになりました。Kさん諸々ありがとうございました。
今回のメニューは以下の通り。
<外装>
リアインナーウイング板金塗装
リアインナーウイング内部ストリップ(ゴム)類全交換
フロア(バルクヘッド下部)板金補強
サイドマーカー取り外し(フロントウイング穴埋め)
<機関>
プラグホール加工改修
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