2015/05/11

ami8のサイドマーカー考察

今回の作業では結局サイドマーカーは装着しませんでしたが、以前よりサイドマーカーについて調べていたのでその件を。私のami8は、2010年に日本に輸入された後、ショップで装着されたものですが、シトロエンとは何の関連の無いもので、かつ場所的にも過去のamiの歴代モデルを見てもその場所にサイドマーカーが着いた形跡はありません。また本国仕様にはサイドマーカーはありません。橙色、360°すべてから確認できるというのが日本の道路交通法の記載のようです。
ami8に関しては1970年に71年モデル(フロントドアウインドが上下するタイプ)が少数輸入されています。写真手前の車輛がそれですが、koito(小糸製作所)製のサイドマーカーがホイルハウス後方にあり、当時の輸入元、西欧自動車で装着したのではないかと思われます。形、場所とも良いバランスだと思います。
こちらが1969年のレンヌ工場でサイドマーカーを付けたamiを組み上げている写真でイタリア、北欧仕様だと思われます。SEIMA製のようでYさんに聞いてみたところ、GSやCXと同様のものではないかとのことでYさんのご協力もありながら、SEIMA製のレンズおよびサイドマーカーの台座を以前入手しました。
しかし実際に見ると結構橙色で結構目立ちますね。合わせてお気づきの方は少ないかもしれませんが、1974年式以降からクリアになるフロントウインカー(1973年まではホワイトとオレンジの塗り分け)がこのイタリア仕様ではすでにクリアなのが判ります。

0 件のコメント:

コメントを投稿