2018/12/27

師走

いよいよ2018年も終わりに近づきました。当ブログをご覧の皆様有難うございました。facebookやinstagramもあるのでブログ何となく面倒で遠のいておりました。

今年は3月から11月にかけてMatra530のプロジェクトに休日のほとんどをかけてしまい、あっという間の一年でした。ami8は先日久しぶりにオイル交換とグリスアップ。軽やかに回る二気筒は気持ちのいいものですね。

2019年もどうぞよろしくお願い致します。


2018/11/16

TOUR DE ARITA 2018

今年3月から始めたM530のリフレッシュの集大成として今年5回目になる毎年参加のツールドアリタ(2日目)に参加して来ました。今回の2日目は佐賀県の嬉野温泉をスタート、温泉街の方々、観光客の歓迎を受けながら長崎県の平戸〜佐賀県有田までの150キロのコースでした。(写真は知り合いの方から頂きものです)

530SXとのツーショットも実現。ラリーは順位が残念な結果でしたが、ベストドレッサー賞なるものを頂きました。車の方もトラブルもなく快調に往復も含め350kmほどを走りきりました。



今後はさらに気になる細かい部分を詰めていきつつ、九州以外の遠方のイベントへの530で行ってみようと思っています。(こちらの写真も頂きものです)




2018/11/09

近況(最終版)

オランダで個体を見つけて2年と少し、エンジンおよび内装の大掛かりな作業を始めて8ヶ月、我がMATRA 530 LX 1970yがようやく完成の日を迎えました。
家内制手工業で仕上げた内装。シートと内張はオリジナルの状態でしたので磨いて綺麗に。カーペット、ヘッドライニング はオリジナルではなく素人仕事の酷いものでしたのでオリジナルに近い素材を国内外で集めました。休みの日だけの作業でしたが、オリジナルを失った内装の型取りに1ヶ月、縫製に1ヶ月、取り付け、調整に1ヶ月と約3ヶ月を要しました。内装から失われていた特徴的な楕円ステアリングや幾つかのパーツも運良く見つかりました。

エンジンはオイル管理が悪く、4発中3発が駄目でしたがドイツのショップなどからエンジン周りのパーツが殆ど揃ったのに助けられました。Ford V4初期型のブルーのタペットカバーを再現、付属するステッカー類は全て自分で作成しました。ほかブレーキ、足回り、タイヤなどなどボディ以外の6~7割は手を入れたかなと思います。
この根気のいる慣れない作業を一緒にしてくれた友人であり最高のメカニックであるT君には感謝の念しかありません。これから秋冬とamiがヘソを曲げない程度に楽しみたいなと思います。もし今後この車を運良く手に入れて楽しみたいとお考えの方の力に少しはなれるかもしれません。







2018/09/25

近況(続報)

今年の夏は例年にも増して酷暑でしたね。そんな中、我がアミ8は毎週往復100キロを超える往復の足として大活躍してくれました。毎週乗っているおかげで絶好調。夏になると毎年涼しい現代のクルマが欲しくなるのですが、そうこうしているうちに恨めしい夏を乗り越え秋になる。そうすると旧いクルマがまた最高だなぁと思ってしまい毎年その繰り返し。


で、毎週通っていたのはこちらの内装などの作業の為でした。オリジナルの内装を失っており且つ、かなり汚れの酷かった内装。エンジンのリビルトをするにあたり一念発起。そのまま使えオリジナルが残っていたシートとドアの内張などを除き、ヘッドライニング やカーペットなどを全て自家縫製で自作しました。国内で唯一オリジナルの内装を保っている個体を拝見し、その他ネットやフランスのオーナーズクラブの方からの情報なども頂きながら、国内外から生地などを集め作業しました。オリジナル内装であればそのまま型紙になったのですが、過去に現地でされた作業が酷く、型紙から起こしたのでそれに一番手間を取りました。また進めていけばいくほど欠品パーツがあることが判ってきたのですが、ほとんどのパーツを手に入れることが出来たのも不幸中の幸いでした。6月から始めてはや丸4ヶ月が過ぎ、ようやく形になってきました。今週からは内燃機屋さんからエンジンも戻り、組み上げを開始。10月中には無事路上復帰の予定です。

M530の進捗は随時リンクのinstagramにて更新中です。

2018/07/19

近況など

ご無沙汰しておりましたので近況など。5月のFTP参加後イベント参加もなく、気がついたら夏になっておりアミには辛い季節になりました。先月急にブレーキペダルが軽くなりチェックしたところ、LHMのリザーブが空になっておりました。これは一大事かと思いきやLHMのラインをまし締めしたところ漏れは止まりました。

ということでアミは元気なのですが、実はもう一台(アミじゃない方)が5月から大掛かりな作業に入りました。

具体的に書くと項目が多すぎるので書きませんがここ2ヶ月くらいはミシンと格闘し、海外から来ないパーツを待ち、開けたエンジンの内部に驚き、そんな毎日を送っています。アミでは手を付けてない領域(殆ど全部)に手を出しているので頭のなかが散らかっていましたが、やっと整理が出来てきました。メーカーが消滅した個体数の少ない車に手を出すと大変というのを実感しつつ、何とかなる(する)ものだとも思っております。こちらは秋には一旦大掛かりな作業は終わる予定で進めています。


2018/05/30

フレンチトーストピクニック2018

5月27日の日曜日に福井県あわら市で開催されたフレンチトーストピクニック(FTP)に実に6年ぶりに参加してきました。今年は2CVが70周年ということで、以前から参加してみたいと言っていたAK350にお乗りのTさんのナビとして。当初1台での参加予定でしたがami8のDさん、Panhard24CTのIさんも一緒にということになり3台で北九州の新門司港から25日の夕刻のフェリーで出発。
なかなかに濃い車種(メンバー)での旅となりました。フェリーでは後ろにちらっと映るフィアットパンダさんもパンダのイベントに行かれるとのことでご一緒に一献。
翌土曜日に六甲アイランドに到着、神戸市内で山口から自走で合流されたカングーのFさんと合流し、下道で福井を目指します。途中たまたま通りがかった美山かやぶきの里にも立ち寄りました。ちなみに往路、復路共に大半をPanhard24のドライバーをしました。初めての運転でしたが、シトロエンのそれとは全く違い、850ながらとてもトルクフル、そしてギア比の妙なのか低速、高速ともにスムーズ、本当によく出来た車でした。やはりPanhard24はいつか乗りたい一台でした。
途中山里で美味しい蕎麦など堪能しつつ、結局夕刻に会場に到着。当日はこんなことも出来ないかと思い、パチリ。その後、あわら泊のFさんと別れ、高速で宿の小松へ。2CVの世界では有名でami8のミッショントラブルの際に大変お世話になったHさん御一行と同じ宿でその後の夕食、ホテルでの飲み会へ。
当日朝から良い天気の中ラリーがスタート。ラリーには56台の2CVおよびAKが参加。展示等含めると80台ほどだったようです。こんな数の2CVを見ることは後にも先にも無いでしょう。
会場には古くからの仲間のIさん、Nさん、Fさん家族はじめ、久々にお会いするたくさんの仲間たち、そしてSNSなどでしか交流のなかった皆さんとお会いすることが出来ました。こちらはラリースタート時の写真。まさかお会いできると思っていなかった、ami8乗りのSさん撮影。

普段ナビはしないこともあり、全然無能なナビぶりで100台中82位という為体ぶり。ただ、AKが少なかったこともあり、メインの展示車両となり当日取材とトークでお越しになっていたCGTVの田辺憲一さんからインタビューを受け、なぜかナビの僕も入ってしまいました。インタビュー外でもPanhardのルマンカーの話、メーカーとして優れていた話、さらに脱線してMatra530の話まで聞けたのはとても良い思い出になりました。最後まで居れば遠方賞あたりもらえたかもですが、当日の夜六甲アイランドからのフェリーに乗ることもあり、閉会式を待たずに帰路につきました。

今回は旧交を温めつつ、初めてお会いする方々ともお会いでき、かつ2CVを取り巻く人々の暖かさに触れ、九州でのクラシックカー界隈では味わえない久々のフレンチカー三昧で楽しむことが出来ました。きちんとご挨拶できない方もいましたが皆様有難うございました。またお会いできるのを楽しみにしております。次回は自分のクルマで参加しようと思います。






2018/03/28

rendez-vous mon ami

以前からお伺いするという話だった山口のDさんのお宅にAK350のTさんと訪問。久々に1973yとの再会を楽しみました。Dさんはこの1973yのami8以外にも1972yのD super5、C6もお持ちのシトロエンフリークでシトロエン以外は全く興味が湧かないそうで、しばしのシトロエン談義に花が咲きました。合わせて相談を受けていた、フロントのベンチレーションを使えるようにダッシュボードを外し塞いであった外気の取り入れ口の蓋を取り外し、再度取り付け。オランダから輸入されたこの73yは冬の寒いオランダではベンチレーションを使っていなかったのではと思います。
無事外気を取り込み、窓を開けなくても風を感じることのできるamiになりました。奥様お手製のとても美味しいランチをご馳走になり、お土産までいただき帰路に。Dさんご夫妻有難うございました。